JR東日本から2013年、ドラフト3位で広島入りした右投げ左打ちの内野手。それまで遊撃手のレギュラーだった梵英心に変わり、2014年から先発に名を連ねることとなった。不動の1番バッターとして、広島三連覇に貢献。2017年にはNPB史上僅か3人目となる、最高出塁率と盗塁王のタイトルを同時獲得した。
スランプに陥った2019年シーズン
順風満帆だった田中のプロ野球選手キャリアだったが、2019年突如として極度の不振に陥ってしまう。前半戦は彼の復活を期待し我慢強く起用し続けた緒方監督だったが、一向に調子が上がらない田中をついにスタメンから下げる決断をする。彼が継続していたフルイニング出場は、635試合でストップした。
結局8月に右膝半月板部分切除手術を受けることになり、シーズンを終えた。2020年は捲土重来を期すことになる。